大河ドラマ「光る君へ」第7回「おかしきことこそ」

さてさて。

このブログを再開してからというもの、1週間が早いです。如何に無駄に過ごしているか、ということでしょうね…。

さて、今回の1000年前の人たちの物語には、打毬、ということでポロのような平安時代のスポーツが登場しました。貴族のお遊びだった、といえばそれまでですが、何で廃れちゃったんでしょうね。武家には物足りなかったのかな。

そして、一人足りないチームのため、道長に便利に使われる直秀。そして直秀の裏の顔にも気づいてしまった模様。

倫子さまや赤染衛門、ききょう(清少納言)らと共に観戦するまひろ。猫さまのせいで集中できない私です。

部活後の男子の会話そのままな斉信らの話にショックを受けるまひろ。女子を値踏みするのはいつの世も変わらないものですね。でも、私の頃はともかく、今の10代男子はああいうこと話すのかな?

この辺りは「源氏物語」第二帖「箒木」のエピソードですね。源氏物語そのものは本編中に出てこないということですが、彷彿させるエピソードが出てくるのは、なかなかに楽しい脚本・演出ですね。

そのほかにも藤原実資の愚痴や、道綱母と兼家のエピソードなど、見どころの多い第7回でした。

 

 

大河ドラマ「光る君へ」第6回「二人の才女」

ということで、帳尻を合わせました。

大河ドラマ「光る君へ」第6回「二人の才女」 です。

紫式部清少納言が合間見える、なかなかの胸熱展開でしたね。ファーストサマーウイカさん、なかなかのぶっ飛ばしぶりで、波乱の予感ではありませんか。

そして、道長は前回、道兼の所業を知り、ぶん殴ったのに続き、今回はF4が義懐に懐柔されかかるところを兄・道隆に相談。誰に相談するのがいいのか、良く分かっている感じで、こういう調子でこの先、天下に近づいていくのでしょうか。

倫子さまと道長の接点はまだこれからのようですが、今後のいろいろな展開がますます楽しみですね。

大河ドラマ「光る君へ」第5回「告白」

まとめて更新しております。

ということで、第5話「告白」。

まひろと道長が、直秀の手引きで再会。

流石に平安時代ですので、設定は韓国ドラマ的ドロドロでも、映像の狙いはだいぶ違いますね。

 

話、脱線しますが、第5話鑑賞後には、続けてTBS日曜劇場「さよならマエストロ〜父と私のアッパシオナート〜」も観ている私ですが(^^;)、第4話の最後、俊平さんと古谷さんのインド映画バリのカットバック面白かったですね(演奏中の一連の間男探し全体もです)。

 

ということで、改めて第5話。

まひろへのインチキな祈祷に、安倍晴明を脅す兼家たち。呪いというものへの示唆が富んでいて、そんなところも面白かったですね。

 

 

大河ドラマ「光る君へ」第4回「五節の舞姫」

えーと、3日坊主、ならぬ3話坊主になってしまいました…。いえ、一応、忙しかったんですよ。

ということで、気を取り直して感想を書いてみましょう。

 

第4話「五節の舞姫」、五節の舞のシーンが無駄に映像が凝っていて、気合入っていますなあと感じてしまったのは私だけでしょうか。

ここで道長の正体も、そして道兼にも気づいたまひろ。

丁寧に、でも間延びせずに描いているのがいいですよね。45分、あっという間。

 

この天皇が即位する大嘗会の時に5人の女性が十二単で舞う「五節舞」ですが、令和の天皇陛下の即位の際にもあちこちで舞が披露されたそうですね。

YouTubeにいくつかあがっているので拝見しましたが、こういう伝統が継承されることも素敵ですね。

大河ドラマ「光る君へ」第3回「謎の男」

あっという間の1週間です。

時間が経つのは本当に早いです。

大河ドラマ「光る君へ」はもう第3話です。前回、まひろのせいで間違って捕まってしまった道長。その場で全然釈放してもらえなかったのですね。

第1話でこれはやばいヒール誕生か、と勝手に思っていた道兼はお父上(兼家)に言いように操られてしまっております。どうなってしまうのでしょうか。

道長の周りには公任、行成、斉信が登場して、XではF4って呼ばれているのが面白いです(斉信役・はんにゃの金田さんが名付けたそうですね)。

まひろが送り込まれたお姫さまの勉強会のエピソードも面白い。漢字当てカルタみたいな遊びのあれは、紫式部の「漢字の一も書けない振りをした」に至る黒歴史になってしまうのでしょうか。それと、倫子さまは道長と結婚してしまうのだから、まひろにとって、良い関係性になるのか微妙な関係になるのか、描かれ方次第でいろんな方向に話を振れるので、今後に向けて楽しみが増していますね。

 

大河ドラマ「光る君へ」第2回「めぐりあい」

毎日忙しなく過ごしていると、月日の経つのはあっという間。もしかすると1千年の時もそんな感じでしょうか…

ということで、「光る君へ」第2回です。三石琴乃さん演じる道長の母がナレ死というショックを受けつつ、裳着姿もかわいらしく成人したまひろ役は今回から吉高由里子さんなので、いよいよ大河ドラマ本格的にスタートです(第1回はとても大事な導入部でしたよ)。

成人したとはいうものの、第1話から6年ということなので、15歳くらいですよね。幼いまひろを吉高由里子さんは上手に演じていましたね。2012年の『僕等がいた』前篇で演じていた女子高生役は「無理あるけど頑張っている」という印象でしたが、第2話のまひろは幼さが出ていて、画面上の違和感がなかったです。

そして道長との再会は当時のことを語り合うも今の身分や立場に触れず。この辺りは源氏物語の第4帖「夕顔」を想像させようという意図でしょうか。そして、最後、まひろのせいで間違えて捕えられそうになる道長との下りは、すごく今風の恋愛ものの導入部って感じで。でも第3話のあらすじを読むとその場で釈放されないのでしょうか。世の中、簡単に事は運ばないものですね。

 

大河ドラマ「光る君へ」第1回「約束の月」

2024年の大河ドラマは「光る君へ」ということで、紫式部のお話。紫式部の一代記ということなので、その生涯に「源氏物語」が塗されるということでしょうか。第1話から、幼少期での道長との出会いが描かれました。源氏物語における源氏と紫の上のエピソードをさらに上塗りするということで、三重構造ですね。幼少期の出会いから運命の再会って、40年くらい前の少女漫画の王道ですが、そういうベタな話もたまにはいいのではないでしょうか。

本作を予習するのなら「紫式部は今日も憂鬱」が個人的にはおすすめです。令和言葉(笑)で紫式部の胸の内が語られていて、平安時代の人間味も何となく伝わってくるいい資料だと思います。

大河ドラマ前作は数話で離脱したので、「鎌倉殿の13人」以来、楽しみな日曜です。