大河ドラマ「光る君へ」第1回「約束の月」

2024年の大河ドラマは「光る君へ」ということで、紫式部のお話。紫式部の一代記ということなので、その生涯に「源氏物語」が塗されるということでしょうか。第1話から、幼少期での道長との出会いが描かれました。源氏物語における源氏と紫の上のエピソードをさらに上塗りするということで、三重構造ですね。幼少期の出会いから運命の再会って、40年くらい前の少女漫画の王道ですが、そういうベタな話もたまにはいいのではないでしょうか。

本作を予習するのなら「紫式部は今日も憂鬱」が個人的にはおすすめです。令和言葉(笑)で紫式部の胸の内が語られていて、平安時代の人間味も何となく伝わってくるいい資料だと思います。

大河ドラマ前作は数話で離脱したので、「鎌倉殿の13人」以来、楽しみな日曜です。