石持浅海『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)

連日の読書感想文です。…何か文学ブログっぽい(笑)。
てことで昨日図書館で借りてきた2冊目、石持浅海さんの『Rのつく月には気をつけよう』です。飲み仲間との、酒とつまみとちょっとした人間関係の推理劇。とりあえずですね、読んでいると自分も呑みたくなるですよ(笑)。
この石持浅海さんのは『水の迷宮』くらいしか読んだこと無いんですけど、丁寧に伏線が張られているので、私のようなミステリ初心者にとくに(推理ものとしては)お薦めなのかな。最後はちょっとしたドンデン返しなエピソードがありますけど、それも一番最初に気にしていたところの話のなので(このあたりは是非読んで納得してください)。
ま、個人的にはやっぱりこれを読んだらスモークサーモンにシャンパンを開けたくなるですよ(笑)。そんな週末にぴったりな一冊でした。