コーチングとパワハラ

ペーペーな私は部下や後輩がいないので職場で指導する立場になったことがないのですが、世間の指導風景をみていると、何かどれも似通った感じで、しかもあんまり上手くいってないな、と感じさせられるものが多いのはいかがなものでしょうか。
その特徴って、

指導している時に周りからツッコミが入れづらい雰囲気
きつーい指導を受けている部下に「ここ乗り切ればトップセールマンじゃん!」て周りが言ってあげられる雰囲気があれば、叱る上司も叱られる部下も救われますよね(なので叱る上司に水を差せ、と言いたいわけではないです)。
上司はいつの間にか部下の意見を自分の意見にすり替えている
よーく話に耳を傾けていると、部下がぼそぼそと出した意見を全否定しといて、なぜか最後は部下の出した意見を自分の考えのように言っている奴が多いのですよ、これが。
上司の説教と冗談の落差が小さい
上司もところどころで和ませようとしているんだけど全然和めない...。で、反応が薄いとそれに対しておこるんですよ、今度は。最悪。
何か言い返すと精神論でぶち切れてみせる
お前そんなこと言うならもう帰っていいぞ、とか禁句ですよ、もう。

だいたいこんな感じです。
叱られる部下もうまく学習して欲しいなとは常々思っていますが、何か最近同じパターンを見るようになってきて、これって上司のマニュアル本とかあるのかな?と思ってしまうくらいなんですが、一歩間違うと単なるパワハラなんですよねぇ。
なので、結局部下は激しく落ち込むか、他の人に愚痴る展開になるだけで、まともに反省しないわけです。

自分が何かレクチャーしなきゃならない場面ではこうならないようにしなくては、と思う今日この頃でした。